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製品情報


参考事例

当社が行った、バクテリアによる浄化事業の一部を参考事例として紹介します。

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下水道通路排水ポンプ槽

※エンバイロンメントジャパン99USパビリオン(ジェトロ主催)、アメリカ領事館エリアで出展発表しました。

使用製品
レッドバイオ
ST固形バイオ
場所
岡山県倉敷市北部、山手村
下水道通路排水ポンプ槽(60トン/Day)
期間
平成11年7月始め〜8月始めの約1ヶ月間 (株)クラカン協力
状況
生活排水の下水管に植物油の固形物(スカム)が付着し、フロートスイッチが誤作動してポンプモーターが焼き切れる状態が頻繁に発生した。
調査の結果、上流にラーメン店が営業を始め、排水にn‐ヘキが増大している事が原因と判明。
村の下水課は同店に注意を促したが店は排水管を接続し営業許可を得ている為、これ以上の指導が出来ず、やむなく下水課で解決する事に成った。
マンホールに固形化した油質は硬化しており高圧ポンプで洗浄したが(150kg/cm)厚さ20cm〜35cm高さ2mの円筒形パイプ状の油の塊で有るため、人が入り手作業で削りとる方法以外に無かった。
費用も1回25万円前後と予算的にも懸念される問題の現場であった。
効果
写真の通り脂質の悪影響は認められない。下水課で毎年予算取り継続。
配管詰まりの解消、臭いの削減を確認。フロートに脂質は付着しないので目視できる。
脂質は分解され、スイッチの誤作動、ポンプの焼き付き、夜中の吹き上げがなくなった。
浄化前
浄化前
浄化後
浄化後
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汚水処理施設 (分解テスト:弊社販売バクテリアと脂質分解の効果について)

※1999エンバイロンメント ジャパン:インテックス大阪国際パビリオン出展発表しました。

使用製品
FM:食品工業排水用バイオ 20リットル
ML:嫌気性バイオ 4リットル
消臭バイオ : 420ml 1本
場所
岡山県、水島コンビナート川崎製鉄敷地内鶴の浦営業所 ウオクニ汚水処理施設 (株)クラカン協力
期間
平成11年6月〜平成11年10月末 2回行う。
試験槽の状態
乾燥槽 洗浄後放置していたので生物槽は無い
状況
乾燥している約10トン槽に約5トンの脂質、有機汚泥を投入し、プロワー1馬力を行う。
槽は閉鎖型分解方式とした。
約80%が油分で粘着力が多く又、含水率が低い為、曝気の効果は当初得られなかった。
その理由は次の通り。
1.水の含水率が10%前後で油分多く粘着度高く、溶存酸素DOが供給出来ない。
2.脂質分が粘土質に近く旋回流の発生が無い。嫌気性状態で運転する。
3.曝気による攪拌は不可能であった。
4.MLVSSはゼロ、生物環境がゼロであった。
効果
悪臭があまりにもひどいので、消臭バイオ、スティンクアウトを散布。消臭効果が認められ、継続した。
平成11年7月前期から分解テストを開始。10日間様子を目視したが特に変化なく、そのまま放置。
平成11年9月テスト開始から82日目に槽の様子を確認した所、油分が無くなっていた。誰かが引き抜いたのか確認したが、誰もさわっていないと判明。ボリュームが約半分2.5トンに分解され減量していた。
バクテリアによる分解か確認するため、顕微鏡で視認すると、微生物が発生していた。
そこで更に追加として脂質を多く含む有機汚泥を約5トン追加。2回目の投入では、4週間でほぼ5トンが分解される事が判明した。
弊社で扱うアメリカ製バクテリアの脂質、繊維、洗剤等の分解に有効で有る事を改めて確認と認識を得た。
(予定外の分解効果の為、初期と後期については記録写真を残していませんでした。写真は参考資料程度まで。)
浄化前
平成11年7月中期
バクテリア投入から約10日目。曝気のエアー気泡に水分が付いて上昇の様子。脂質分が水と二酸化炭素に分解され、ガスが気泡となり脂質に含まれている為、堆積物が見かけ上は増えて見える。
バクテリア分解が進行していると認められた。悪臭は除去されている。
浄化後
腐敗し悪臭を放つ。嫌気性のガスと洗剤と油のエマルジョン化している。
粘土質のスカム(食品工場の油水分離機から排水されるケーキ)と似ている。経験の有る方も多いのでは。
※ネタネタ、ドベドベ…こんなものまで分解するか…と私も思いました。
浄化後
バクテリア投入から約3週目。
攪拌の始まる前兆です。
この後写真が有りませんが、浄化開始82日目に槽の状況を見たところ、水面が下がり、油は有りませんでした。誰かが引き抜いたのか?と思われましたが、
実はバクテリアが水と二酸化炭素に約半分削減していました。
浄化後
2回目のバクテリア投入(前回投入から82日)分解汚泥約2.5トン、(MLVSS)微生物槽に約5トンを再投入。2週間経過、分解は早い。
浄化後
2回目投入3週間目の様子。
浄化後
2回目投入3週間経過。
御覧の通り食油は水に分解された。分解速度も早く、透明度も有る。液体バイオFM・ML・消臭バイオはグリストラップに有効と確認された。
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食堂(フロア、排水溝、グリストラップ)

使用製品
モップ アンド トリート
場所
某区役所内食堂 グリストラップ及び排水溝バイオ処理
状況
厨房のフロアが油で滑りやすい。厨房から食堂の方に歩いていくと、厨房で靴の底に付いた油が食堂の方に持ち込まれる。
排水溝、グリストラップに油が付着堆積し、悪臭を放つ。ゴキブリ等の発生。
対策
毎日の清掃の際、『モップ アンド トリート』1個を10リットルの水に溶かし、溶液を含ませたモップで床を拭く。
残りの溶液を排水溝、什器の奥、什器の足元に固まった油に流しかける。
セルソーブをグリストラップの第二槽に入れる。
効果
1ヶ月後より什器の奥、什器の足元にこびり付いていた油が、剥離し始める。また、グリストラップ内に油の付着もみられず、グリストラップ内の水が澄んでいる。
厨房、グリストラップからの悪臭がほとんどない。グリストラップ内にゴキブリ等がほとんど見られないとの報告を受ける。
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自動車製造 塗装ブース

使用製品
CL
場所
韓国蔚山 現代自動車製造会社 塗装ブース
状況
VOC(揮発性有機化合物)は2006 年1 月1 日から京都議定書に基づいて政府によって厳しく規制される。
多くの自動車製造業者は塗料に溶剤を使用しているため、自動車製造業の塗装ブースで、VOC 排出量は非常に多い。
対策
VOC 削減バクテリアCL は塗料中のトルエン、キシレン、ケトンのようなVOC を分解し、CO2 とH2O にする。
塗装ブースで表面に付着しなかった塗料は、塗装ブースの下に設置された水のスクラバー装置に集められる。そこで、塗料を含んだ水は再利用するため化学薬品や微生物によってきれいにされる。
VOC 吸収効率は水処理が高まるほどその効率も高まる。
下記のようにCL をスクラバー装置の水循環タンクに加える。
・初期投入量―タンクの水量の500ppm
・継続投入量―再利用水の50ppm
効果
CL を使用した結果、塗装ブースの環境状態は下記のように改善された。
項目 処理前 4週間後
塗装ブースのダクト出口でのVOC 700ppm 300ppm
再利用水のCOD 450ppm 170ppm
臭気 ひどい わずか
洗浄装置の清潔さ 悪い 良い
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広里公園 噴水の池 泣潟oー産業協力

使用製品
マイクロブリフト
FMPO4
場所
北海道深川市音江町
広里公園 噴水の池
期間
平成12年7月始め〜8月始めの約1ヶ月間
H12.9.27
マイクロブリフト 0.5L 投入
FMP04 0.25L 投入

H12.9.29
透視度測定:66cm

H12.10.3
バイオ製剤投入

H12.10.3
透視度測定:61cm

H12.10.9
バクテリア投入2週間経過
透視度測定:95cm
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北海道立 青年の家 泣潟oー産業協力

使用製品
マイクロブリフト
FMPO4
STバイオ
場所
北海道深川市音江町
北海道立 青年の家
期間
平成12年11月〜平成13年6月の約7ヶ月間
H12.11.11

H13.5.7
マイクロブリフト 2L 投入
FMP04 1L 投入
STバイオ 1L 投入

H13.5.14
マイクロブリフト 2L 投入
FMP04 1L 投入
STバイオ 1L 投入

H13.5.19
マイクロブリフト 2L 投入
FMP04 1L 投入
STバイオ 1L 投入

H13.5.21
マイクロブリフト 2L 投入
FMP04 1L 投入
STバイオ 1L 投入

H13.5.28
透視度測定:28cm

H13.5.28
FMP04 3L 投入

H13.6.4
透視度測定:47cm

H13.6.16
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有限会社バイオフューチャー
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